キーってなに?

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キーってなに?

In Short キーは、一言でいうと「曲を作るときに使う音のセット=コードのセット」ということができます。
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キー=音のセットと中心音

キーにはまず、「曲を作るときにどの音を使うか」、また、その中で「どの音を中心音にするか」という意味があります。
Example 1
「Cの音からはじまるドレミファソラシドになる音のセット」を使い、「ド(C)の音を中心音にする」→「Cメジャーキー(Cキー)」
Example 2
「Gの音からはじまるドレミファソラシドになるの音セット」を使い、「ド(G)の音を中心音にする」→「Gメジャーキー(Gキー)」
Example 3
「Cの音からはじまるドレミファソラシドの音セット」を使うが、「ラ(A)の音を中心音にする」→「Aマイナーキー(Amキー)」
Note
キーはもともと「鍵盤」を意味する言葉。曲を作るときに「どの鍵盤を使い、その中のどの音を中心音にするのか=キー」と考えるとわかりやすいです。
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キー=コードのセット

使う音のセットが決まると、そこからできるコードも決まるため、「キーはコードのセット」ととらえることもできます。
Example
Cキーだと、「ドレミファソラシドでできるコード」=「C, Dm, Em, F, G, Am, Bm7b5の7コード」がキーコードになります。
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キーと曲の高さ

キーは、「曲の高さ」とイメージすることもあると思いますが、キーを変えると使う音全体が上下するため、曲の高さも変わります。
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キーを知るメリット

キーがわかると「メロディーに使われている音」や「出てくるコードのセット」などが予測できるので、耳コピをするときや、曲を覚えるとき、曲にコードを付けるときなどに大きく役立ちます。
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キーの種類と数

In Short 一般的に使われるキーは、メジャーキーとマイナーキーの2種類。それぞれに12キーずつあるので、合わせて24キーです。
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メジャーキー

メジャーキーは、「ドレミファソラシド」になる音セット(「ド」が中心音)のキーです。 通常の音楽では12の異なる音を使うので、そのそれぞれを「ド」とした場合を考えると、メジャーキーは12個あることになります。
Example 1
「C音からはじまるドレミファソラシドになる音のセット」=「Cメジャーキー(Cキー)」
Example 2
「D音からはじまるドレミファソラシドになる音のセット(レ・ミ・ファ♯・ソ・ラ・シ・ド♯・レ)」=「Dメジャーキー(Dキー)」
Note
実際は、C♯メジャーキーとD♭メジャーキーのように実質同じ音を中心音としたキーを、曲の流れに合わせて別の名前で呼び分けることがありますが、ここではそれらを1つとして数えています。
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マイナーキー

マイナーキーは、「ラシドレミファソラ」となる音セット(「ラ」が中心音)のキーです。 メジャーキーと同じく12個あります。
Example 1
「Aの音からはじまるラシドレミファソラになる音のセット」=「Aマイナーキー(Amキー)」
Example 2
「Bの音からはじまるラシドレミファソラになる音のセット」=「Bマイナーキー(Bmキー)」
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キーとスケール

あるキーの音セットを、そのキーの中心音から並べたものを、そのキーのスケール(キースケール)といいます。
Example 1
「C音からはじまるドレミファソラシド=Cメジャースケール(Cスケール)」、「Cスケールは、Cキーのキースケール」
Example 2
「A音からはじまるラシドレミファソラシド=Aマイナースケール(Amスケール)」、「Amスケールは、Amキーのキースケール」
Note
第6音は、スケールの2つ前の音と同じになる(ドレミファソラ=ドシラ)ので、「あるメジャースケールを2つ前の音から弾き始めたらマイナースケールになる」と覚えておくと便利です。
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同じ音セットのメジャーキーとマイナーキー

あるメジャーキーのスケールを第6音から弾くと、同じ音セットからできるマイナーキーのスケールになります。 同じ音セットからできるメジャーキーとマイナーキーは、響きが近く、コードのセットも同じになるので、ペアとして覚えておくと便利です。
Example 1
「Cスケールを、第6音(A音)から弾くとAmスケール」→「CキーとAmキーは、同じ音セットのキーで、コードのセットも同じ」
Example 2
「Gスケールを、第6音(E音)から弾くとEmスケール」→「GキーとEmキーは、同じ音セットでできていて、コードのセットも同じ」
Note
第6音は、スケールの2つ前の音と同じになる(ドレミファソラ=ドシラ)ので、「あるメジャースケールを2つ前の音から弾き始めたらマイナースケールになる」と覚えておくと便利です。
Note
CキーとAmキーのように、同じ音セットからできるキー同士の関係を「平行キー」、それぞれのスケールの関係を「平行スケール」といいます。
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曲のキーは自由に変えられる

ある曲は基本的に同じ種類のどのキーでも弾くことができます。
Example
メジャーキーの曲は12のすべてのメジャーキーで演奏できます。
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メジャー、マイナー以外のキー?

メジャー、マイナーのどちらでもない音セットや中心音を使って音楽を作ることもありますが、このような場合は、キーの変則的な使い方や「モード」という考え方でとらえます。
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キーと♯♭の付き方

In Short キーが5度上がると♯が1つ、5度下がると♭が1つ増えます。♯はファから5度上の音、♭はシから5度下の音の順に付きます。
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♯系になるとき

Cメジャーキーを中心に、キーが5度上がるごとに、♯が1つずつ増えていきます。 最初に付く♯はファ、その後は5度上の音についていきます。
Example 1
「Gキー(Cキーから5度上のキー)」は、「ファが♯(ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#・ソ)」
Example 2
「Dキー(Gキーからさらに5度上のキー)」は、「ファとドが♯(レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#・レ)」
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♭系になるとき

Cメジャーメジャーキーを中心に、キーが5度下がるごとに、♭が1つずつ増えていきます。 最初に付く♭はシ、その後は5度下の音についていきます。
Example 1
「Fキー(Cキーから5度下のキー) 」は、「シが♭(ファ・ソ・ラ・シ♭・ド・レ・ミ・ファ)」
Example 2
「Bbキー(Fキーから5度下のキー)」は、「ファとシが♭(シ♭・ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ・シ♭)」
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キー関係の呼び方

In Short よく使われるキーとキーの関係を表す言葉には、「平行キー(同じ音セットのキー)」、「同主キー(中心音が同じキー)」、「近親キー(共通音が多いキー)」、「サイドキー(音高が近いキー)」があります。
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平行キー(Relative Keys)

同じ音セットで中心音が異なるキーを、「平行キー」といいます。
Example 1
「Cキー(ドレミファソラシド)の平行キー」は、「Amキー(ラシドレミファソラ)」
Example 2
「Gキー(ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ♯・ソ)の平行キー」は、「Emキー(ミ・ファ♯・ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ)」
Note
あるメジャーキーの第6音を中心音にすると、平行マイナーキーになります。
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同主キー(Parallel Keys)

中心音が同じキーを、「同主キー」といいます。
Example 1
「Cキー(ドレミファソラシド)の同主キー」は、「Cmキー(ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ♭・ド)」
Example 2
「 Gキー(ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ♯・ソ)の同主キー」は、「Gmキー(ソ・ラ・シ♭・ド・レ・ミ♭・ファ・ソ)」
Note
あるメジャーキーの第3・第6・第7音を♭にすると、同主マイナーキーになります。
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近いキー(Related Keys)

共通音が多いキーを、「近いキー(近親キー)」と呼ぶことがあります(5度上・5度下のキーや、それらの平行キー、元のキーの平行キー・同主キーなど)。
Example
「Cキーの近親キー」は、「Gキー、Fキー、Emキー(Gキーの平行キー)、Dmキー(Fキーの平行キー)、Amキー(Cキーの平行キー)、Cmキー(Cキーの同主キー)」
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サイドキー(Adjacent Keys)

半音上・下、全音上・下など、基準となるキーのすぐ近くにあるキーを「サイドキー」といいます。
Example
「Cキーのサイドキー」は、「C♯キー、Dキー、Bキー、B♭キー 」
Knowledge

ギターでよく使うキー

In Short ギターでもっとよく使うキーは、「Cキー」、「Gキー」、「Dキー」。次いでよく使うキーは、「Aキー」、「Eキー」です。 5つのキーを合わせて「CAGED(ケイジド)」といいます。
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基本3キー(C・G・Dキー)

ギターでもっともよく使われるキーは、Cキー、Gキー、Dキーの3つです。 3キーとも、開放弦を多く使えて、バレーコードが少ない、弾きやすいキーになっています。
Note
C・G・Dキーが弾きこなせれば、カポタストやダウンチューニングを使うことで、すべてのキーに弾きにくさなく対応できます。
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AキーとEキー

基本3キーに次いでよく使うのが、AキーとEキーです。 Aキー、Eキーは、基本3キーに比べて、バレーコードが増えますが、開放弦を活かしたアレンジがしやすいキーです。 基本3キーとAキー、Eキーを合わせて、「CAGED(ケイジド)」といいます。
Note
「CAGED(ケイジド)」は、ギターのコードの押さえ方を理解するときにも役立つ考え方です。
Plus Info

よく使うマイナーキー

よく使うマイナーキーは、CAGEDキーの平行マイナーキーと同主マイナーキーです。
平行マイナーキー(同じ音でできるマイナーキー)
Amキー、F#mキー、Emキー、C#mキー、Bmキー
同主マイナーキー(同じ中心音のマイナーキー)
Cmキー、Amキー、Gmキー、Emキー、Dmキー
この中でも、特によく使うのは Am・Em・Dmキーです。
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その他のよく使うキー

その他のキーの中で、比較的よく使うのは、Fキー、Bbキー、Ebキーです。 この3キーは、CAGEDキーの同主マイナーキー(同じ中心音のマイナーキー)の平行メジャーキー(同じ音セットのキー)です。
Note
FキーやBbキーが使えると、半音上がる転調がある曲(ポップスで多い)を、カポなしで弾けるなどのメリットがあります。
How to

各キーの音名の知り方

In Short 「Gスケールの音名を知りたい!」などのように、あるキーのスケールの音名を知りたいときは、ギター上で弾いてみて確認する方法と、音の並びをイメージして考える方法があります。
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ギター上で弾いてみる方法

スケールを実際に弾いてみて、Cスケールと比較して確認します。
Example 1 Gスケールの音名を確認したいとき
1 Gスケールを弾いてみる Gの音から「ドレミファソラシド」になる音を探り弾きします。
Tip Gの音はGコードのベース音と考えるとわかりやすいです。
2 Cスケールと比べる Cスケール(ドレミファソラシド)と比べて、音名(♯・♭の付く音)を確認します。
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音の並びをイメージする方法

「ドレミファソラシド」の並びをイメージして、音の間隔を考えます。
Example 1 Gスケールの音名を確認したいとき
1 Gスケールを弾いてみる Gの音から「ドレミファソラシド」になる音を探り弾きします。
Tip Gの音はGコードのベース音と考えるとわかりやすいです。
2 Cスケールと比べる Cスケール(ドレミファソラシド)と比べて、音名(♯・♭の付く音)を確認します。
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♯♭の付き方から考える方法

キーと、♯♭の付き方から考える方法もあります。
Example Dスケールの音名を確認したいとき 「Dキーは、Cキー(♯♭なし)の5度上のキー(Gキー)のさらに5度上のキー=♯が2つのキー」→「ファ♯・ド♯になる」と考えます。
Note
♯♭の付き方から考える方法は、少し遠回りに感じるかもしれませんが、キーとキーの関係の理解が深まるというメリットがあります。

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